天領牡蠣には、この1杯。
2011年 06月 16日
窓からは夏を思わせる夕暮れの陽射しが、日の長さを教えてくれます。
このワインは“サクリサッシ・ビアンコ 2005”
先日ご紹介した白バージョンです。
このドゥエ・テッレという作り手にこだわっている訳ではないのですが
赤ワインに続き、この白のご紹介となりました。
この白、開けてびっくり2年前とは、大変身。
素晴らしい状態です。
スパイスやキノコの綺麗な熟成香。
殘糖の無いタイトなテイストなのにどこかふくよか。
果実の旨味も然ることながら、そこからは土の要素をたっぷりと含んでいて
天草の天領牡蠣と、とても良く合います。
もしくは
こなれた赤、特にネッビオーロが良く合います。
そういう訳で、グラスワインコースをご注文の方は
牡蠣はパスタの後にセコンド・ピアットとして
お召し上がり頂く事をオススメしております。
(先日お越し頂いたSさんから頂いた一言
「今日はこれで終わりでも納得いく美味しさでした。」
で、この考えに行き着きました。)
ワインをお飲みにならない方は
やはり二皿目の前菜が良いと思います。
やっぱり半生なので、パスタの後じゃ口の中がしっくりこなそうに思います。
(僕はこの牡蠣をお酒抜きには食べられません。禁断症状がでます^^)
天草コースは、このワインと最後のメイン料理に出てくるネッビオーロを
牡蠣に合わせてお楽しみ下さい。
本当に美味しいので、とにかく試して欲しい牡蠣とワインです。
仕事帰りに、カルトで
牡蠣1個とワイン1杯ってのも良いのではないでしょうか!?。
生で白、オーブン焼きで赤のダブルコンビネーションなんか最高です。