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ピエモンテの赤ワイン

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届きました!ドルチェット・ダルバ '06(作り手=エンツォ・ボリエッティ)

私がピエモンテのリストランンテ・フリッポーでよく飲ませてもらったワインで、“馴染みの味”の一つです。

10日程待って飲んでみました。
やっぱり美味しいです!

ただ、イタリアからの長旅の疲れと若さがきついのでオンリストはまだ先になります。

この一本は若いうちから楽しめるドルチェット種ですが、まとまるまで・・・もう少し待ちましょう。今は'05が美味しくなってきています。

年月を要しますが、飲み頃まで静かに寝かせてからリストにのせる。
これって結構楽しい事です。
by ryo_horikawa | 2007-08-28 01:21

都心のビル建設へ運ばれる土

これは畑の土が掘り起こされた写真です。
増田さんの近所だったので思わずカメラに収めてきてしまいました。
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後継者のいない農家は仕方なくこのように土を売るようです。
その土は、高層ビル建設の材料に使われるとの事。

沿岸近くの土では鉄が錆びてしまう。
だから非常に地質の良い埼玉の古い土壌が都心へ渡るのです。

するとまたコンクリートの森が広がり、温暖化や格差社会に拍車をかける。
本来呼吸し続ける畑である事が地球に一番良いはずなのに...
ため息をつきながら家に帰り新聞を読んでいると
新築高層ビル情報の記事が...。

『○階には、ECO広場が入っています!』

私たちはこのままでいいのでしょうか。



元々あった大地を大切にし、
自然の次に物事がある事を大切に感じていかなければならない。
増田さんの畑を見ているとそんな事を教えられます。

今まで以上に、愛情を持って料理と向き合い
これからも大切に育てられた食材のエネルギーを伝えていきたいと思います。
by ryo_horikawa | 2007-08-21 17:09

採れたてのトウモロコシ

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増田さんのトウモロコシは凄く甘いです!
トウモロコシは育ちはもちろんの事、鮮度もとても大切で、
一日経つと甘みは落ちていきます。

採れたては生で食べるのが一番ですよ!
みずみずしくて甘く、まるでフルーツのようです。

こんなに美味しいトウモロコシ。人間以外にも食べたがっている者がいます。
野生のアライグマやハクビシンなどです。
これらに食べられないようにネットを張っていました。
朝になると・・・
ネットの内側にカブトムシがかかっているそうです。

でも、何故ネットの内側にかかっているのか・・・
原因は堆肥にありました。

昨年の春に畑の脇で寝かしていた堆肥なのですが、
これは増田さんが5年を費やした自然の物を使った有機堆肥です。
以前に中を見せてもらった時、ころころとカブトムシの幼虫が出てきました。
この堆肥を今年の春に蒔いた為ということなんです。

増田さんは早朝にカブトムシを外へ逃がしてやっているそうですよ。
毎日の生活では見かけなくなったカブトムシですが、
こういう時にフッと子供の頃の思い出がよみがえってきて、いいんですよね。
他にも畑には沢山の虫がいます。
自然と向き合う増田さんの農法は本当に大変そうです・・・。

次回は、増田さんのお話を聞くたびに思う環境問題について少し書きたいと思います。
by ryo_horikawa | 2007-08-12 23:32

トマト

最近つくずく思うのは、フルーツトマトの様な甘いトマトはよくあるけど
トマトらしいおいしいトマトが無い・・・と。

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ところが、増田さんの育てたトマトは実に私好み!なんです。



トマトらしい青臭い香り、キリッとした酸味。この二要素が求めていた味だったのです。



聞くところによると増田さんも、ただ甘いだけのトマトを作る気はなく、
素朴なトマトの美味しさを求めているようです。



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でも、この手のタイプのトマトはあまり他のレストランに人気がないようで、「来年は作らないかも・・・」と言っていました。

なんとかお願いして来年も作っていただきたいと思っているのですが。


写真はトマトの木。
そして気休めと言っていた虫取りテープです。


自然と向き合う有機栽培はとても大変だと思います。



一つ一つを丁寧に料理して、美味しい野菜をより美味しい何かにしていく事が私たちの仕事であり、日々がんばろうと思うと共に、イタリア修業時代の素朴な味がその事を教えてくれたのだと思う最近であります。
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by ryo_horikawa | 2007-08-11 01:43

オクラ

夜中に書いているので日付が変わってしまいましたが・・・
8月9日今朝、また狭山の増田さんの畑へ行ってきました。
今日はオクラについて書こうと思います。

イタリアでは見た事がないのでおそらく無い野菜ですが、
オクラを料理に取り入れてもイタリア感はあまりブレる事もなく
夏を感じることができる大好きな野菜なのでこの時期は好んで使います。

特に増田さんのオクラは美味しいんですよ!!
写真の中央がオクラの木です。
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背丈は私と同じくらい(177cm)です。

まずは花が咲きます。
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そして花がしおれた後、そこに実ができます。
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この実、じつは一日で急成長するんですよ。
この写真で1〜2日だそうで、一日採りそこねると
スーパージャンボオクラになっていて、手遅れだそうです・・・。

店に帰って早速まかないで、花も一緒にフリットにして食べました。
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上の写真の手前は赤オクラです。加熱すると緑色になるんですよ。
みずみずしくて甘くて最高でした!
by ryo_horikawa | 2007-08-10 00:01

店名の「fiocchi」フィオッキとは・・・

はじめまして。
私は生まれ育った我が町、東京は世田谷区祖師谷大蔵にて
イタリア料理店を営んでいる堀川と申します。

楽しみにしてくださっていたお客様、お待たせいたしました!
仕入れている食材や料理人の目線で感じた事などを書き留めていこうと思います。

早速ですが、よくお客様からも質問される
店名のフィオッキの由来についてお話しいたします。

一番長く勉強していたピエモンテ州のレストラン、
リストランテ・フリッポーのパスタの料理名なんです。
小さいニョッキのようなパスタなのですが、
鍋の中でゆでている様が小雪が舞っているようだから・・・ということで
シェフが方言で小雪という意味のFiocchiという料理名をつけていました。
私はこの響きがとても気に入り店名にしたのです。

また、後に訪れたトスカーナ州では
「昔のトスカーナ地方の人々は、とても美味しいという事を伝える時に
 雪の結晶のように完璧だという意味から、フィオッキフィオッキと言いながら
 ほっぺたを2回つねる仕草をしていたんだよ」 とも教わりました。

今はメニューにありませんが、また作る時が来たらこのブログで
ご案内したいと思っています。
by ryo_horikawa | 2007-08-06 23:03 | 自己紹介

祖師ケ谷大蔵     イタリア料理フィオッキホームページ       http://www.fiocchi-web.com/main.html是非ご覧ください


by ryo_horikawa
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