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治子さんがやってきた!

土曜日の朝に畑に野菜をとりに行くことを伝え
夜の営業も一段落になった時、当店の電話が鳴りました。

御予約の電話でした。

それも、ちょっとサプライズな。。。

増田農園のお母さん、治子さんからで
私が野菜を仕入れに行った帰りに、私の車に乗って当店のランチに来て頂ける
という内容でした。

治子さんは私の車に乗ることをあつかましい事、と気にされていましたが
私にとっては、
料理の基盤になる野菜の生産者の
しかも、いつも黙々と無農薬の野菜を作り続ける治子さんに
いらっしゃっていただけるということで胸が高鳴り、
無理矢理でも連れてきてしまおう!というくらい嬉しく、
当日を首を長くして待っていました。


陽が世の中を完全に起こした頃、畑に到着し
ミントやシソなどを穫りバッタとたわむれ
早朝に収穫して頂いた注文の野菜を荷台に積み込み
治子さんと出発です!

農園にまつわるいろいろなお話が聴け、とても楽しい道中となりました。

途中で治子さんのお友達でもある、おいしい本物を食べる会の方の
お母さんと待ち合わせをして、我が街、祖師谷に到着。

治子さんが私の街に居るだけで、なんだか嬉しくなります。

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向かって左側の方が治子さんです。

丹誠込めて野菜を作られている治子さん。
その人を前に料理を作るというこは
いわば、その人の努力の結晶を加工していくという事で
結構気が張りました。

お食事も喜んで頂けたようでホッと一息。。。

とにかく当日は、私の店と料理がどういう物なのかを
見ていただけた事が、増田農園とフィオッキにとってとても意味のある
そして楽しい一日でした。


長ーい道のりをいらっしゃって下さった治子さん。
何を心の中に感じたのでしょうか。。。

その本音は人生経験の短い私にはやっぱり聴こえてきません。

でも確実に私の料理とその基盤の距離が縮まりました。

それは一重に治子さんの遠い道のりでも、わざわざいらっしゃって頂いた
そのバイタリティー以外に無いと思いました。。。

自分一人では何も造れない・・・感謝、そして感謝です。。。
by ryo_horikawa | 2008-08-21 10:31

長野県阿智村産のウサギの限定ピアット 夏の特別メニュー(4)

阿智村産ウサギ肉。

昨年、この季節に温前菜で使い、その美味しさが癖になった私は
今年の夏メニューのメイン料理でも登場させています。

中にハーブを詰め、パンチェッタを巻いて炭火ローストにし
北海道から取り寄せているミニトマトとオリーブ、
ハーブなどとのソースで仕上げています。
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暑い夏を過ごした中部イタリア、ローマニャ地方のイメージで作っています。

このウサギは1羽丸ごとで仕入れているのですが
捌いた後の骨は、フォン(スープ)をとり、そして頭は・・・

このウサギの頭の肉が美味しい!
舌や脳みそ、首や頰肉ですが、炭火で焼くと本当に美味しい。

実際イタリア人はローストしたりして珍重しています。

そこで・・・お客さまでご興味のある方、3日程前におっしゃっていただければ
      コースにもう一皿、もしくはコースの温前菜の一皿として
      ご用意いたします!
               (御予約の際にご相談させて頂きます)

お頭肉と内蔵を炭火で焼いて
シンプルにレモンとヴァージンオイルで!
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(画像のお皿の上部に脳みそのフリットが盛りつけてありますが、
 炭火焼の方が美味しいので、こちらも炭火焼でのご用意です)

少しこなれた白ワインが良く合います。

私はこういったお頭肉を食す事に抵抗はありません。
元々魚を食べる島国の日本人、魚のお頭は珍重します。
イタリアでのまかない時にイタリア人が美味しそうに
ウサギのお頭を食べているのをみて、日本のそれと同じ事である、
とその時思いました。


少々グロテスクではありますが、
美味しい物を美味しく食べれるのなら。。。

いろいろなところに“美味しさ”は隠れています。
感動をそのままにお皿の上に表現できる事も料理人の楽しさの1つです。
by ryo_horikawa | 2008-08-14 11:41

日曜日の農園カレー

先日、増田農園にまたおじゃましてきました。

いつも採れたての野菜を使って料理する喜びをスタッフに。
そして、それをお客様に召し上がっていただきたく車を走らせる訳ですが・・・

なんだか私自身が元気を貰いに農園へ出かけている気がする今日この頃です。


相変わらず農園は自然体。
枝豆の葉をかき分けると、かわいい雨蛙の子供が沢山いました。
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営業日なのでトンボ帰りですが
ピカピカの胡瓜や茄子、モロヘイヤなどを積んで帰ってきました。
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治子さん曰く、
雨の少ない今年は野菜が自分の身を守るためにあまり実を付けないそう。
しかし、その分美味しさをしっかり蓄え、切ったときの香りなどは格別との事。
本当に格別です!!

それと今回は夏コースのメイン料理の豚レバー料理に使う
切りたての、生のローリエ持って帰ってきました。
(帰りの車の中がローリエの良い香りになりました)


ということで・・・
農園から帰るなり、まかないの “茄子などの菜園グリーンカレー”
を仕込みました。

少し日が経ってしまった野菜は “まかない行き”
になる訳ですが、もともと採れたてなので、まかないになるその時でも
スーパーの野菜よりもおそらく鮮度は良く、味もまだまだグゥー!です。

玉葱、人参を炒め、半端になった肉類とスパイスを炒め、茄子を炒め、
ココナッツミルクとセロリの葉、人参の葉、生姜、モロヘイヤ、
プルピエなどでのペーストとローリエ、他のスパイスを加え軽く煮込み、
余っていた半端なフルーツを加え完成!
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野菜が美味しいので、本当に美味でした。(自画自賛^^)


スタッフ一同、この野菜の美味しさからは、抜け出せなそうです。。。
by ryo_horikawa | 2008-08-05 22:14

祖師ケ谷大蔵     イタリア料理フィオッキホームページ       http://www.fiocchi-web.com/main.html是非ご覧ください


by ryo_horikawa
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