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イタリア研修 (6)・・・旅行?

ピエモンテ州に入る前の3日間
私の母の願望であった南イタリア、ソレント半島を旅しました。

ローマから車を走らせ到着したアマルフィはTシャツで過ごせる陽気。
ここの人たちはこの岸壁にあたる日差しの効果で
季節は2つしかないといいます。


ここでの最初の食事のペッシェ・ドーロというお店の前で
半島の美しさに呆然とする右田です。
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このレストランは、やはり名前の通り魚料理のお店。

レモンの葉にのせた白魚のパン粉焼きや
蛸のテリーヌなどの前菜、どれもとても美味しかったです。
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特にあらためて思ったのは、ここの地のレモン。

酸味が少なく香りが良いので、ソースの様にたくさん魚介にかけられます。
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夜はアマルフィの隣町のポジターノで海が見える岸壁のホテルに泊まりました。
そんなに高級ホテルでは無かったんですが、しっかり海が見えるバルコニーがあって
母も上機嫌。ほっと一息の私でした^^
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この街でちょっと南イタリアならではのスローな感覚が面白かったのは
夜訪れたレストランでの事。

観光地ということももありまして
ヨーロッパ人は外での食事が大好きです。

ここでもそれは例外ではなく
車の通る細い道ギリギリにテーブルを出していました。
「日本なら絶対すぐ警察の注意がはいるなぁ」なんて思っていながら
ワインを注文したら・・・
テーブルの横の道路側にもう一つテーブルを用意してきました。
ワイン一本の為だけに。

通行人にとっては、かなり邪魔です。
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でもだ〜れも文句は言いません。
こんなところが好きなんですよね、この国は^^
ワインのある食事の時間を大切に考える、とても心の豊かな一面だとおもいます。

次の日ソレントの街でクリスマス用の小さなカードクリップや
デミタスカップなど買い物をして、早朝ナポリ空港へ・・・

一時のバカンスを終え、古巣ピエモンテへ飛んだのでありました。
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by ryo_horikawa | 2008-11-28 10:48

イタリア研修 (5)  イル・サローネ・デル・グースト

フリッポーを出てイヴレアという街などをまわり、トリノに入った2日目。

2年に一度、トリノで開催されるフードショー
“イル・サローネ・デル・グースト” (以下サローネ)に行ってきました。
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スローフード協会が主催するこの大イベントは
私が10年前にこの地で働いていた時に始まったもので
世界各国でその知名度は高くなっている様に思えます。

このフードショーは日本の幕張で行われる、“フーデックス” より大規模。
それに加えて、内容がとてもイタリア的、というかヨーロッッパ的。

日本のフーデックスはお国柄か、出店内容がかなり国際的な色が強いのですが
サローネは出店内容がヨーロッパ色が強く、来客が国際色豊と言う感じです。

内容も日本のフードショーでは主に南イタリア食材が多く
(オリーブ、ドライトマト、アンチョビ、オリーブオイル、乾燥パスタ等々)
私としては少々物足りないものなんですが・・・

サローネはイタリア色、そしてピエモンテ色が強いので、私としてはとても楽しい^^

その内容は・・・
やはりチーズやサラミが多く沢山試食できます。
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豚の形のサラミ、なんともイタリア人らしいかわいいサラミです。
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中部イタリアの出展者は仔豚の丸焼き “ポルケッタ” なんかも出していて
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パニーニにして販売していました。


そうこうして会場を歩いていると・・・
突然ワルテル氏と遭遇しました。
聞くところによると、ピエモンテサラミの講演に出るとかで・・・

相変わらずちょっとホロ酔いで演説してました^^
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こんな事もあり、丸一日使ったけれど、楽しい良い思い出となりました。

会場を後にする時感じた事
扱われ方は変わっていくのかもしれないけれど
この“スローフード”という、本来は当たり前すぎて存在しなかった言葉
そして活動は決して消えることのない存在だろうな、という事。

もう一つは
そんな大舞台でもホロ酔いで皆を楽しませ
そして紳士であり茶目っ気たっぷりのワルテル氏。
こんな男になりたいなぁ・・・
なんて事を思いながら陽が落ちる渋滞中のトリノの街をのんびり後にしました。
by ryo_horikawa | 2008-11-16 17:07

イタリア研修 (4)

フリッポー2日目の夜は最後の食事という事で
アラカルトで興味のある料理をいろいろと頼んでみました。

アミューズの後の前菜3品です。
どれもメイン料理、いやそれ以上のボリュームです。

仔牛のボイルサラダ “ヴィテッロ・トンナート” です。
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ワルテル氏が少し分解構築したというか氏のアイデンティティを感じる一皿でした。


プリモピアットは、真鴨を詰めたラヴィオリーニで
スコルツォーネトリュフをかけた一皿です。
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今回の旅で一番こってりした料理でした。


ワインはちょっと贅沢をして
バルバレスコ '82 カステッロ・ディ・ネイヴェです。
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とてもコンディションが良く
セコンドの鹿料理やフィナンツィエーラなどと良く会いました。
当店にも眠っている99年の同じワインに期待が膨らみます。

力強いヴァルド料理を堪能しました。


ワルテルと別れの挨拶をしてトッレペッリチェを後にした訳ですが
旅中、幸運にもまたこの人に会う事になりました。
それはまた次回に・・・
by ryo_horikawa | 2008-11-13 17:58

リニューアルオープン!

本日より新しいフィオッキがスタートいたしました。
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  ランチ  11:30-2:00LO(3:30close)
  ディナー 6:00-9:30LO(11:30close)
       水曜定休

詳細はどうぞホームページをご覧下さい。

スタッフ一同、ご来店を心よりお待ち申し上げております。
by ryo_horikawa | 2008-11-10 00:45

イタリア研修 (3)

フリッポーでの2日目は、新しくなる自店の照明などを買いにいったり
懐かしの街ピネローロを探索したり・・・

お昼はフリッポーと同じ街にある
ワルテル氏が経営する“オステリア・ドゥルース”で食事をしました。

16席位の小さな可愛いお店で、名前も“熊の洞穴”と言う意味です。
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料理もあえてオステリアらしくシンプルで可愛く
それでいて力強い地場の味わいです。

前菜盛り合せとピエモンテの定番、仔牛のタルタルです。
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この前菜を食べた私と右田の感想が
「ウチと同じ味がするなぁ・・・」
確かにイタリアにリスペクトを置き
イタリア人が作るイタリアの味は絶対に作れない
(それより美味しい物が作れたとしても)と思っている私としては
『ウチと近い味』な訳ですが
新しい何かを求めていたところで
自分たちが求め作ってきたその味が大きくブレていなかった事を
突然把握できた事に2人で少々驚き、そしてなんだか少し嬉しかった訳です。

その後もラヴィオリ・ダル・プリンや
野うさぎのシヴェ、仔牛のスカロッピーネなどを食べ、大満足!
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私が居た10年前には無かったこのお店。
ワルテルのもう1つのセンスが光る、山の人達の洞穴でした。
by ryo_horikawa | 2008-11-05 10:08

イタリア研修 (2)

イタリアに着いて3日目。日も暮れ出し腹時計も動き出した頃
走らせた車は、懐かしきトッレペッリチェの村に到着。

フリッポーでの2泊の時が始まりました。

内装や庭園はほとんど変わっておらず、相変わらずクラシックでエレガントです。
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こちらは泊まらせていただいたペンショーネの2階から撮った庭園です。
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ジャケットを羽織り、早速待望のリストランテでの食事です。
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メニューをのぞくと当時と同じ料理がどっしりと構えていて
なんだか少しホッとしました。

勿論まだ知らぬメニューも並んでいたのですが
ワルテルシェフの料理はこの地の独特の宗派であるヴァルド派に伝わる料理を
大切にしているので、たかが10年で何かが変わる訳では無い訳です^^

沢山出てくる前菜の内の一皿で
木の皮に干し草やジネープロで蒸し焼きにした鱒とジャガ芋です
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こちらは山羊のミルクのニョッキで
リモンチェッラというハーブで香りをつけたクリームのソースです。
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そして当店セコンドシェフの右田がどうしても食べたいと言っていていた
仔羊のわら包みローストです。
正に懐かしの味!で美味しかった〜
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どれもこれも、本当に美味しく
また地に根付いたストーリーを感じる料理の数々でありました。

この夜はワルテル氏と話しながらカルバドスで酔い、深い眠りに入りました。




     フィオッキ 11月9日(日)リニューアルオープン! 
            (ランチ営業は11日(火)より)

    お客様、お待たせいたしました。本日よりご予約を承ります。
        ご来店を心よりお待ち申し上げております。
by ryo_horikawa | 2008-11-04 10:04

祖師ケ谷大蔵     イタリア料理フィオッキホームページ       http://www.fiocchi-web.com/main.html是非ご覧ください


by ryo_horikawa
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