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イタリアのひな祭り 女性に感謝を

まだ寒い日が続いていますが、街の花屋さんには
続々と春の花が並んできています。

そんな中、ひと際可愛く黄色く咲いているのがミモザの花。
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このミモザ、ヨーロッパではとてもポピュラーな存在ですが
イタリアでは、この花らしい
とても可愛いらしい意味があり、
3月8日が“フェスタ・デッラ・ドンナ”
といって、男性が女性に日頃の感謝の気持ちを込めて
この花をプレゼントする日なのです。

忙しい毎日、一番近くにいる大切な人に
ついつい日頃の感謝の言葉「ありがとう」
の一言が言えていない事って良くあると思います。

お国柄か、こんな日がきちんとあるなんて
とても素敵な事だと思います。

そこで、只今男性スタッフばかりのフィオッキは
3月7日(土)、8日(日)にご来店いただいた女性のお客様に
お店に飾る予定のミモザの花を一枝と
食前酒のミモザを一杯プレゼントしようと思っております。
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チャーミングなミモザの花の、ほころびの様に
多くの女性のお客様の笑顔が店内に溢れたら・・・

待ち遠しい週末です^^
by ryo_horikawa | 2009-02-26 10:46

只今、リフレッシュ休暇を頂いております

お正月返上で頑張ってくれたスタッフ達に
やっと冬休みが来ました。

23日(月) の午後から大掃除をして夜8時から
お店の残った食材で、打ち上げ会をしました。

スタッフにとっては滅多に無い
自分のお店の料理やワインと
じっくり向き合える機会。

仲の良い、ワインインポーターさんも、ワインを持ってきてくれての参加。
私も奮発してしまいました!
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という事で右田は可哀想な事に、この料理の準備で乾杯の前の
この時には写真の中にはいません・・・

この日のメインは、以前から「一緒に飲みましょう」
と友人インポーターが持ってきてくれていた
“ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ ヴィーニャ・デル・フィオーレ '88 バルビ”
です。
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その前に、ブラインドテイスティング会をして、シチリアのワインと
秋のイタリア研修で訪れた蔵、ヴァエラのドルチェット'96を飲みました。

早飲みが主流のこのドルチェット種ですが、
綺麗な熟成の中に果実味が残り、
細身にはなっていましたが、へたれる事無くバランスを保っていました。
ランゲの山は偉大です。

残っていたトリュフを少しかけた “タヤリン” との相性は抜群。
ピエモンテの素晴しき食の世界です。

そしてブルネッロ。バルビ社も3年前に訪れた思い出の蔵。
ここの畑でできるブドウはとても力強く
長熟なワインが生産されます。

リゼルヴァのこのワイン、88年といえど
まだまだハツラツとした果実が楽しめ「美味しい」の一言です。


ワインにどっぷり酔いしれていると・・・
事件発生!

メイン料理の仔羊の藁包みローストの前に
ワインが無くなりかけているではありませんか!

という事で、すっかりワインに触発されて
バローロ'67 開けてしまいました。

ピオ・チェーザレ社のこの時代のワインはまだ飲んだ事が無く
試しがてらに・・・
驚きました。
感動の味でした。
この長い熟成を経て楽しめるワインは
バローロは群を抜いていると、改めて思わされました。

羊との相性も最高。
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是非お客様にお薦めしたい一本です。

デザートと食後酒で夜0時。
皆気持ち良く酔い、休暇に入りました。



自分たちが作る料理をワインと共に見つめ直し、
皆で美味しいワインに、同じものに感動し、
心がまた少しイタリアに染まる。
そんなとても大切な会でありました。


2月28日(土) のディナーより
しっかり充電した私達と、春のとびきりの食材でお客様をお待ちしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
by ryo_horikawa | 2009-02-25 12:06

春一番

増田農園の野菜や、毎日届く各地からの食材、
そして窓を開けた時の空気の香り。

確実に春の訪れを感じる最近ですが・・・

日の出前の朝はやっぱり寒いぃぃ。


そんな中、市場に行くと・・・

完全に春な食材がっ!

“初ガツオ”です。
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「ちょっと早過ぎじゃない?」
と仲買さんに尋ねると
「そうなんだけどねぇ〜この和歌山の、結構うまいだよ。最近は何でも早いねぇ。」
との答え。

温暖化での水温の上昇で、プランクトンの発生の仕方など
海の生態系が少しずつ変わってきているのでしょう。

意外と太っていて、実の色も濃く良い身質です。

とにかくこういう美味しそうな物にはすぐ
飛びついてしまう私。
半身で分けてもらいました。

実は最近、ワインと楽しむカツオの味が
ちょうど懐かしくなってきていた頃でして・・・(大好きなんです)

今日のつまみ食い、決定です^^

食材が私の中に春の風を吹かせてくれた、そんな朝でした。
by ryo_horikawa | 2009-02-21 09:27

増田農園で見つけたトリュフ?

トリュフです。
チョコレートのです。
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中には・・・

キンカンです。

実は先日、増田さんの畑にお邪魔した時に、
治子さんが、農園入り口の庭にあるキンカンを穫ってくれました。
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この時期、いつも美味しいこのキンカン。

聞くと、残った肥料をここに捲いているそう。

ヌカなどの自然な物で安心で
木も美味しい実を付けてくれる訳です。

もぎたてのキンカンを頂いた時、すぐに思った事
「チョコでコーティングしてトリュフにしよう!」

店に帰って早速作ってみたところ、丸のままでは
生でも煮ても食べづらく
結局、コンポートを刻んで練り込みました。

口に頬張ると、口の中で途中からキンカンのホロ甘苦さが出てきます。

いろいろな食後酒に合いそう^^

バレンタインデーのこの時期にピッタリ!
やっぱりチョコレートで締めくくっていただきたいです。

という事で
ドルチェもチョコレート菓子をご用意。

焼きたてのチョコレートのトルタに
ヴァニラのジェラートと木イチゴのソースを添えています。
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レストランならではのできたて熱々で中はトロ〜リ
チョコレートが溶け出します。

バレンタインデーに限らず2月中はドルチェのラインナップに登場しています。


トリュフといえば・・・
本物のトリュフの方も今が旬。
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甘い香りが最高潮です。
今週はお店からもスペシャルをご提案!
てことで、黒トリュフづくしコースも行っております。

今が旬の黒トリュフでお食事を、
デザートでチョコレートの深い味を。。。

大切な人と、幸せを満喫して下さい.

そんなテーブルを想像すると・・・

ハートも胃袋もちょっとジェラシー感じてしまいます^^
by ryo_horikawa | 2009-02-12 15:22

増田農園、春支度

春には、まだ少し早いですが
冬の終わりを感じさせる増田農園の只今の様子を少し・・・

今週の日曜日、何故か農園にお邪魔する日はいつも快晴。
(時々悪天候な日もあるので、ちょっと大げさです)

冬野菜が元気に育っているかな・・・と思いきや
その感覚は普段屋根の下で温々と生活している私の感覚の様で・・・

「人はまだ寒い寒いなんて言ってるけど、植物達は陽が延びてきた最近
もうしっかりと春を感じているんですよ。」
と、愛らしく咲き出している梅を指差す治子さん。
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何本が枝を分けていただきまた。

フィオッキの店内に梅の香りがほんのり漂っています。
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増田さんの家の裏の畑です。
ポワロー葱などが、寒さをしのぐかのように
土寄せの中で育っていました。
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採れたての分け葱をかじってみると、
濃ーい味で、風邪に効きそう^^
とっても柔らかく甘くて美味。
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赤葱も採れたては本当に綺麗。
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こちらはわんぱくルーコラです。
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昨年の収穫の取り残しがぐんぐん育ったそうで
シーズンに植えた物より何故か味が濃いとのこと。

少しつまんでみると、口いっぱいにルーコラの味と香りが広がりました。
たくましい味、でありました。


シーズンの終わりを自分で感じ、子孫を残そうとする野菜の変化など
この日も、治子さんから沢山の農園の野菜の話が聞けました。

いつもお話しさせていただく度に
この方はこの農園の野菜の事を本当に伝えたいんだなぁ。
いつも元気で、素敵なパッションを持った方だなぁ、などと思っていました。

でも・・・

野菜の気持ちまで話してくれる治子さん、
なんだかこの日はふと、もしかしたら農園の野菜や植物が
治子さんに乗り移って話しているのでは・・・
などと思えてしまう程、ナチュラルな綺麗な目で話しくださいました。

いつも本当にエネルギーをもらえます。
頂いたエネルギーでお客さまを元気な気持ちにできたら
「僕も増田さんもお客様も皆幸せだぁ!」

胸の鼓動を感じながら農園を後にしました。
by ryo_horikawa | 2009-02-12 00:33

ハートマグロ

何か美味しい物は無いかなぁ〜
と思いながらの今朝、沼津漁港の仲買さんに連絡してみました。

即答で「今日はキハダマグロだよ!良いよ〜。半身で出すから!」

東名高速に乗って届いたのは午後3時。その瞬間、店の電話が鳴りました。

沼津の仲買さんからで
「どうよ、良かったでしょ!脂乗ってるから薄らピンクでよー、
こんなキハダ100本に1本だでよー」


「い、今から見るんですけど・・・」

わざわざ、すぐに連絡してきた仲買さん、
よっぽど自信のあるキハダマグロだったのでしょう。
脂も乗ってますが、売り手の気持ちも乗ってます。

こういうやりとりって本当に楽しいです^^

発砲スチロールを開けると、ホントにキメの細かい脂の乗った
キハダマグロが姿を見せました。
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本来キハダマグロはそんなに脂の乗らない種類。
確かに上物です。

味はしつこくなく、とても繊細で
最初の前菜にピッタリ!

今日からのディナーの前菜は
増田農園の葉野菜と合わせて、サラダ仕立てに。
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少し鉄分を感じる北イタリアの白か、
ドライなニュアンスを持つ南イタリアの白ワイン
なんか良く合います。


今でも十分美味しいですが、
鮮度の良いこのキハダマグロ、
あさっての水曜日くらいからグッと味が出てきそうです。
by ryo_horikawa | 2009-02-09 22:51

2月の営業スケジュール

まだまだ寒い日が続いてはいますが
何となく春の香りを感じる最近
少々、遅ればせながら、年末年始と営業するフィオッキは冬休みを今月頂きます。

2月の営業日程は下記の通りです。
  
 11日(水)祝日営業
 17日(火)振替休業
 23日(月)ディナー 〜 28日(土)ランチ 冬期休業
 28日(土)ディナーより営業
  
   
冬休み中、スタッフ共々リフレッシュし
3月より、また頑張っていきたいと思っております。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
by ryo_horikawa | 2009-02-09 10:51

シーズンの終わりを告げる渡り鳥

今年もこの季節がやってきました。

昨年と同じ出水という所からの鴨です。

秋から12月までは猪や鹿の様な大きなジビエ、
山に雪が積もり餌が無くなり、これらのシーズンが終わる頃、
日本の鴨の最盛期がやってきます。

やはり美味です!
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送られてくる鴨はしっかりと羽毛に覆われていて、羽をむしるとこんな姿に・・
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手羽と腿肉はゆっくりじっくり火を入れてアロストに、
胸はレアにローストしてこの内蔵で作るペヴェラーダソースをかけます。

付け合わせは白インゲン豆のパテと
ラディッキオ・タルティーヴォを添えてヴェネト州の一皿です。
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ラディッキオ・タルティーヴォはこんな形のヴェネト州の特産野菜。
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私のイタリア修行の最初の店であるヴェネト州のリストランテでも
リゾットや、賄いでサラダなどに頻繁に登場していました。

内蔵と鴨の野性味がラディッキオのほろ苦さと良く合います。

羽毛は手の空いたスタッフがむしり、ソースを私が仕込み、
当店の肉焼キストこと右田が相変わらずの器用さで焼き上げます。

この時期だけの鴨!是非味わって頂きたい食材です。
by ryo_horikawa | 2009-02-06 21:44

祖師ケ谷大蔵     イタリア料理フィオッキホームページ       http://www.fiocchi-web.com/main.html是非ご覧ください


by ryo_horikawa
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