天然のウナギと焼き茄子のオルツォット
2017年 07月 30日
2017年 07月 30日
2017年 07月 29日
2017年 07月 28日
暑くなってくると、いつも思うんです。
あ~、軽くて爽やかなワインが飲みたいな~
って。
このテイストって決して高価でなくて安価なワイン。
安くて美味しいワイン。
でもなんか大量生産されたワインにあるような次の日に頭痛くなりそ~とか
管理の甘さからなる熱劣化していて変に酸っぱく飲みづらい。
それは安価ゆえにある事。
そういうのは飲みたくない。
でも最近はインポーターさん達も頑張っていて、リーファーで運んで倉庫も温度管理がなされていて、こちら側が気をつけていればお客様に美味しく届ける事が可能となってきました。
画像は毎年この季節にグラスでご用意している中部イタリアのパッセリーナという地ブドウ品種のワイン。
さっぱりとしたハチミツレモン。でも甘くない。いや果実味があって甘い。いや甘くない。果実味をキリッと締める感じ。
とても美味しいです。水っぽくなく瑞々しい。
今年もまた夏が来た。そして秋が来て冬が来る。
さー、今は思いっきり夏テイストを楽しみましょう!
*次回はこういう軽旨ワインからちょっと話を広げて、日本とイタリアのレストランでの食事とワインの価格について書いてみますね。
2017年 07月 25日
しばらくお休みしていたこの料理、
「スッパ・バルベッタ」。
「スュゥッパ・バルベッタ」が合ってるかな…
ヴァルド派を象徴するような料理です。
グリッシーニとキャベツをスパイス沢山の豚のスープで炊きます。
オーブンで焼き炊くという感じですね。
ヴァルド派が山の中に隠れ住んでいたその歴史の中、小さなコミュニティの中でもキリスト教は布教されていました。
このズッパのグリッシーニが、その時の宣教師の長い髭みたいだからと料理名にしたとか。
時は中世。ヨーロッパは権力抗争の多い時代でした。
ヴァルド派はローマ教会から迫害を受けた過去があります。
他国のプロテスタント達の協力のもとにピエモンテの谷に住んだヴァルド派の料理は他のイタリアで見るものとは違った、ある意味異国のテイストを感じます。
このズッパ、お休みしていた理由はコースでお出しするポイントを模索していたから。
コースの最後に食べられる方はどうぞ!なスタイルが一番良いのかもしれません。でもヴァルデーゼコースはやっぱり仔羊の藁包みローストで終わらせたい。
ですので、お肉のアナウンスもしつつ、ココットで多めに作って「もし食べられそうならおかわりをどうぞ」なスタイルにしました。
素朴ではあり、無骨でもありますが、スープの濃度や質、スパイス感やグリッシーニの質感など、テストのバランスも難しい料理です。
ココットも新調してご用意しております。
お腹に余裕があったら是非沢山お召し上がりくださいませ!
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