兎のツナ

桜も終わり、春真っ盛りのポカポカ陽気なこの頃{{{今日は寒いです}}}
当店の食材も、コッテリ食からさわやか食に移り変わり
春色になってきております。

その1つが、ウサギ肉です。
冬場使いたくても、この時期までいつも温存しています。

ジビエのように、この時期がスペシャルに旬!という訳ではないこの家畜ウサギ。。。
でも私個人の感覚ですが、やっぱり春に食べたい肉です。
何故かイタリアの春や初夏を感じます。

只今のメニューではイタリア、ヴェネト州産のウサギを使って、
ピエモンテ州料理“トンノ・ディ・コニィリオ”を作っています。

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トンノ・ディ・コニィリオはピエモンテ州全土で食べられている
ウサギの保存食的な料理で、当地ではとてもポピュラーな存在。

低温ボイルしたウサギ肉をツナの様にオイル付けにし
マグロのボイルの様に柔らかくなる事から、こういう名がついています。

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いろいろなアレンジもありますが
イタリア産ウサギのイタリアの味と
美味しい物は極力シンプルに、
という事で、古典的にヴァージンオイルとレモンで
ジャガ芋と増田農園の葉野菜とのサラダで仕上げます。

軽い赤やロゼ、骨格のある白ワインなど、合うワインの幅は広い前菜です。
写真のピエモンテ州トルトネージ地区の
地葡萄ティモラッソとの相性も良かった〜^^

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温かくなっていくこれから、いろいろなウサギ料理をご紹介していきます!
by ryo_horikawa | 2009-04-17 22:33

祖師ケ谷大蔵     イタリア料理フィオッキホームページ       http://www.fiocchi-web.com/main.html是非ご覧ください


by ryo_horikawa