語りかけるチョコレート

先日、イタリア旅行から帰ってこられたお客様から
お土産をいただきました。

トリノの・・・

ジャンドゥイオットです!
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この小さなチョコレート、イタリアに始めて降り立った12年前
お菓子の中では一番最初の感動菓子。(多分・・・)

この菓子にありつける幸せもさることながら、
この菓子をくださった方が、当店に良くお越し頂いているお客様だったので
私の好みを知っていて、それをわざわざ買ってきて下さったことも嬉しい事実。

またまた、イタリア料理店をやっていて良かった、と思える一時でありました。


一口頬張るとイタリアトリノへひとっ飛びできてしまう
私にとっては素敵なお菓子。


ヴィンテージグラッパと葉巻の相性も最高です!


トリノ中心部にあるBARがカーニバルの時の仮面からその名を付け作り出したもの。

イタリアが独立国家となる前、幾度となる戦争時にカカオの粉が足りなくなり、
苦肉の策として、ピエモンテ州の特産物である
ヘーゼルナッツの粉を混ぜて作ったといいます。

悲劇が生み出した、美味なる味。。。

グラッパのせいか、そんな背景を思うとジャンドゥイオットが
いつもよりホロ苦く感じ、胸の中で熱く溶けていきます。
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しばらく夜が長くなりそうです。。
by ryo_horikawa | 2009-05-18 23:23

祖師ケ谷大蔵     イタリア料理フィオッキホームページ       http://www.fiocchi-web.com/main.html是非ご覧ください


by ryo_horikawa