スペヤルディナー
2009年 10月 09日
友人である下北沢の川崎氏との合作ディナーです。
川崎シェフは現在は、下北沢でバール・アリメンターリ・ダニエラ
という可愛いお店を奥様と営んでいます。
以前はその目の前にリストランテ・イル・ニード
という小さなお店を開いていました。
建物の都合上、1年半前に無くなってしまったのですが、このリストランテ、
知る人ぞ知る小さな小さな偉大なリストランテでした。
手作りのそのリストランテは雰囲気、味、そこに流れる時間、
全てが独自の世界間を大きく広げていました。
私と彼の出会いは、10年以上前にさかのぼり
場所は奇麗な丘と森が連なる南トスカーナ州マレンマ地方にある
田舎の田舎にあるレストラン“リストランテ・ダ・カイーノ”でした。
モンテメラーノという小さな岡の上の小さな街の小さなリストランテでしたが
しっかりミシュラン星は2つ。
という事で料理も洗練されてはいましたが、
地場の料理もしっかり意識した料理が多く
2人とも、大変勉強になったお店。
私たちは小さな調理場で大きなシェフ(女性)と共に料理を作っていました。
毎日、仕事や食材、イタリアの空気に刺激を受け
夜な夜なワインを片手に夢を語り合っていました。(ホントによく飲んだなぁ^^)
イタリアでは有人同士などのコラボレーションディナーは多く
私も何度もこういったディナーで料理を作りました。
その度に、料理人同士は互いに刺激し合え、
そこに集まるお客さんはそれを思う存分楽しんでいて、
いつも素敵な1つのショーの様になっていました。
こういった楽しみ方もレストラン文化が広がって行くのに、とても大切な事だと
その場に立つ人なら皆思うはず。
でいつかそんな事ができたらっと、2人で良く話していました。
イタリアで学んだ事とそれによって成長でき、今作れる料理とで
一夜限りの合作ディナーをやっと行えます。
今はなきリストランテ・イル・ニードの料理と
フィオッキの料理を川崎シェフと当店スタッフで作ります。
そして、もうひとつ。
我らが川崎ナオミ夫人。
彼女と川崎氏はイタリアで出会った訳ですが、
彼女もイタリアのワイナリーやレストランで働いていて
イタリア文化に精通されている方。
イル・ニードでも、ニュートラルな自然体の素敵なサービスで
お客様を楽しませていました。
当日はナオミ夫人にも、もちろんホールで頑張ってもらいます。
彼女が作る温かい時間も是非感じて下さい。
メニューは以下の通り、
食前酒込みの ¥12,000です。
Sutuzzichini
小さなフォアグラ料理3品盛り合わせ イル・ニードスタイル
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Antipasti
沼津産手長海老の半生ソテー ポルチーニ茸のマリネ添え
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Primi piatti
スプマンテを練り込んだオンブリケッリ
野生キジとカルドンチェッリ茸のオイルクリームソース
ペコリーノ・クレーテチーズをかけて
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“ラヴィオロ・ジガンテ”
ホウレン草、リコッタ、二宮さんのホロホロ卵を詰めた
大きなラヴィオリ 溶かしバターとトリュフで
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Secondo piatto
増田農園の新藁で包んで焼き上げる
二宮さんのバルバリー鴨のパニッシャ詰めノヴァーラ風ロースト
スパイス風味の赤ワインソース
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Dolce
モンテビアンコ イル・ニードスタイル
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カフェ・ドルチーニ
まだお席に若干の余裕がございます。(告知が遅いため、、、、)
是非、北イタリア料理をベースにした私たちと
そこに集まるお客樣方での晩餐をお楽しみ下さい。
ワインもしっかり楽しめます!
御予約、お待ちしております。