ワイナリー見学 in 勝沼 (2)
2009年 10月 30日
次の訪問先“中央葡萄酒株式会社グレイスワイン”さんへ
(良い気分になってすっかりマイペースになっている輩もちらほら・・・)
こちらは勝沼の中では大きめなワイナリーで東京の酒屋さんでも
わりと手に入りやすいメーカーさんです。
こちらでは醸造所を案内して頂きながら、グレイスワインについて
いろいろと教えて頂きました。
案内して下さった伊藤さんという方が強調されていたのは
グレイスワインはとにかく
「雑味の無い奇麗なクリアな味を目指している」という事でした。
それにあたり、収穫から葡萄を蔵に運ぶまで、
仕込の第一段階の圧搾時の工夫、発酵時などなど
どの過程でも極力ワインを酸化させない醸造にこだわっているそうです。
圧搾時にドライアイスを使いながら酸化させない方法は
この蔵が先駆けの様です。
小樽のある部屋では、樽発酵中のワインを見せて頂きました。
(もちろん樽の外からですが)
樽の上の穴から出ているパイプから、発酵時に大量に出る
二酸化炭素のガスがシュッ シュッ と出ていて
葡萄からワインという物に生まれ変わる瞬を見た、という感じでした。
最後にこちらでもいろいろ試飲させて頂来ました。
嗅いで
飲んで
味わって
(アキ子さん、フォトショット良い調子ですよ!)
ワインのテイストは伊藤さんがおっしゃる通り大変クリアで
食事に合う酸味をしっかり感じられる構成。
8種類くらい試飲させて頂いた中、私たちがこちらのワインで強く感じたのは
和食に合いそう。という事でした。
甲州に関してですが、感じる果実がヨーロパのワインとは異なり
野菜のイメージが強く、ドライなタイプは生牡蠣やお寿司に合いそう。
もともと私はお寿司にワインを合わせるという事にあまり関心の無い
欧食人種であります。
只、今回は日本のワインを飲んで和食がイメージできた事に
なんだかとっても興味が沸きました。
実際のところ、私は日本酒も大好きなのですが
普段はワイン漬けの日々。
たまに外で和食となれば絶対ワインではなく日本酒を飲みます。(やきとり以外)
でも、普段から日本酒と和食の方には、是非お薦めしたいワインの世界であります。
美味しいワインをいろいろ頂き、空腹も絶頂を迎え
今度はレストランのある “葡萄の丘” という所へ!
(さすがにマイペースな輩はおらず、全員すばやい良い動きでした^^)