スタッフ紹介 (4) そしてTAP TOKYO
2010年 03月 25日
この間、皆で力を合わせサービスに取り組んでおりますが
(これも頼れるセコンドシェフ、右田が頑張っているからです)
ホールで一番頼れる週末の男、「佐藤」の紹介です。
彼は本当に素晴らしい。
何がかというと
まず、とにかくワインに詳しい。
ワインの葡萄品種比率、ヴィンテージによっての味の違い、
価格、インポーター名、どんな情報もすべて頭に入っています。
私は彼の事を「歩くワイン資料」と呼んでいます。
(しかし、彼のフィールドは面白いくらいにイタリアワイン限定です)
仕事に対しても、ものすごく集中し、いろいろな事に気づきます。
前の日がどんなに遅くても、出勤時間よりも全然早く出勤して
自分の仕事はさっさと終わらせます。
お店に対しての忠誠心がワインも含め強くしっかりとしていて
いわゆる“ザ・仕事人”。
ただ・・・
その心が強いのでしょう。
真面目な分、なかなかお客様の内側に入って行けないところがあります。
彼のウィークポイントはホントにそこだけで、見ていてとても歯がゆい。
というのも、彼は本当に人柄が優しい。
そして面白い。
食材を愛し、仕事で疲れていても
残った海老の頭を持って帰って、自宅でスープをとったり
愛犬、マーフィーをこよなく愛していたり
他人の失敗や痛みを自ら身代わりになろうとしたり
とにかく優しいです。
彼は何かといつも自分の事を「佐藤」と呼びます。
私が世の中の不満をつぶやくと彼が横ですかさず
「いえ、佐藤が悪いんです・・・」
営業後の片付けが遅くなると
「佐藤が遅いんです。佐藤がもっと早ければ・・・」
こんな感じです。
いわゆる “超ポジテブ度Mキャラ” です^^
もうひとつ。彼はしょっちゅう悪い夢にうなされるそうです。
只今TAP PROJECT週間を実地中なのですが
殆ど皆さん募金をして頂いていて、佐藤が
「佐藤マジで感動してます。泣きそうになります。今日良い夢見れそうです。」
とつぶやいていました。
何を隠そう、フィオッキTAP PROJECT初日の朝
私が出勤して募金箱を設置しようとすると箱の中に既に百円が・・・
横から佐藤が
「あっ、それ佐藤です」
素晴らしい。。。従業員の鏡です。
そんな彼がフィオッキに来て早1年。
何故彼が週末しか居ないかというと決してサボっている訳ではなく
平日は彼が駆け出しからずっと慕っている
ソムリエさんのお店を手伝っているから。
ここにも彼の忠誠心がでていて、彼は全く休みがありません。
それでも、いつも早い出勤の佐藤
素晴らしきM体質(いや仕事人)です。
有機質な佐藤、やはり夢を持っています。
夢に向かって羽ばたくその日まで
これからも週末忙しいフィオッキを支えていってね佐藤!