畑研修2010春
2010年 04月 03日
四谷三丁目のラ・ヴィータの須田シェフ率いるチーム・ラ・ヴィータと
我々チーム・フィオッキ、またまた増田農園へお邪魔させて頂きました。
今回の目的は、新たに加わったフィオッキのスタッフに
野菜のいろいろをいろいろ教えて頂き感じてもらう事と
(なので、またお手伝いもさせて頂きました)
旧スタッフ小林の増田さん一家へのご挨拶です。
朝のチーム・フィオッキの出発シーンです。(撮:堀川)
高速道路のサービスエリアでチーム・ラ・ヴィータと合流し増田農園に到着。
治子さんのお手製ウェルカム草餅を頂いてから
早速、息子さんの進さんに農園を案内して頂きました。
ここからカメラ撮影は前回、勝沼ワイナリー見学で活躍して頂いた
小林夫人のアキ子さんにバトンタッチです。
天然発酵肥料を教えて頂いきハウスの中を案内して頂きました。
その後は裏の畑と
大きな田んぼ横の畑を案内して頂き
治子さんの案内で、この時期水の無い水路で田ゼリ採取。
どうやって降りるか悩んでいると
治子さんがピョーンと飛び降りました。
若くてお元気でいらっしゃいます。
採れたてのセリは良い香りです。
その後は川の土手でタンポポとツクシを採取
その間に農園のお手伝い開始!
今回はタイトスケジュールだったので
いくつかの班に分かれました。
役目の終わったブロッコリーの木を抜く班
(私のより10歳上の須田シェフ、最後まで抜きまくってました。お若い!)
人参の草むしり班
(黙々と行う佐藤・・・)
春キャベツの草むしり班
(アキ子さん、今回はピントばっちりですよ!)
最後に集合写真を取り、
ラ・ヴィータチームは急いで帰店。
ディナー営業があるから。
で、そのディナー営業にフィオッキのスタッフ総出の歓送迎会でお邪魔した訳ですが
その模様は・・・とんでもなく酔っぱらった夜なので
私個人的にはあまりご紹介したく無いのですが・・・
また次回に。
とにかく!今回の農園見学はフィオッキの料理を学んで行くスタッフにとって
私がいくら説明してもしきれない、
「感覚」というものを感じてくれた事がフィオッキにとっての大きな収穫でした。
百聞は一見にしかず。
大変意義のある一日になりました。
お忙しい中、お時間を作って頂いた
増田農園の皆さん、本当にありがとうございました。
そこで、ちょっとアラフォーシェフの小言を少し。。。
我々が取り扱う食材とその業者さん、
特にここ増田農園の野菜と、それを作るご家族は
とても重要なポジションのチーム・フィオッキであり
(もちろん増田さんの野菜を取り扱う他店も同じ事)
我々はこの丹誠込めて作られたこの野菜を
愛情をもって管理、調理し、お皿の上に盛り付ける。
これ我々の仕事の根本なり。
大きくとも小さくとも感動こそが物づくりの原点なり。
外に出て、空気を吸い、風を感じ、人に会い、自然を愛する。
本当に大切な事は、意外と自分の近くに落ちている。。。
今の私の周りには、幸せにもピュアな人間ばかり。
大海原に出るであろう小さな船の若き船頭は
何が本当に大切な事なのか、
自分の心でしっかりと舵を取って進んで行って欲しい。
Boys be ambitious!
この日の後の歓送迎会のワインが
まだちょっと残ってるのかな、、、オレ。。。