10周年記念メニュー (2) メイン料理

最初にお詫び事です。
先にお伝え致しておりました、今回の記念コースのメイン料理の“仔山羊”ですが
仔羊に変更となっております。

仔山羊を楽しみにされていた方、大変申し訳ございません。
これは単に入荷不足ではなく、味の問題で切り替えました。

以前に一度、仔山羊を入荷した際に感じたのは
「ピエモンテにいた時の仔山羊より味が優しい・・・」でした。

この時の肉は優しくとも香り良く、繊細な旨味で
そのバランスで仕上げれば文句無く美味しいものでしたが
今回はもう少しパンチのある仔山羊を探したのですが
やはり、回答は今ひとつな感じ・・・
ならば、以前にも一度使った「あの仔羊を!」
って事で仔羊に変更させて頂きました。

届いてビックリ。
最高に状態が良い。
その象徴に、内蔵の美しさが素晴らしかった。
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ピカピカの内蔵類です。


この「あの仔羊」については次回に。



デザート前の最後の一皿、
“ストゥッファート・ディ・モントーネとプルスティネンガの盛り合わせ”です。
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コテコテのピエモンテ州ヴァルド派の郷土料理です。

熟成した骨格のあるネッビオーロ種のワイン、そう正にバローロと高相性。

特にこのプルスティネンガ。

ヴァルド派では結婚式の料理になるほど
内蔵は珍重された食材で、スパイスもたっぷり入り、
良いクセがありながら、それよりワインに合うコクがたっぷりの料理です。

ストゥッファートもハーブを効かせ、仔羊ならではのクセの少ない
甘い脂が何とも言えません。


今日はこの料理に合わせる為のグラス売り用で、どのバローロ開けようかなぁ。
この時が最高に楽しいです^^。


昨日はこれ!
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チャボット・ベントン社の ’97

今日は・・・
また後で!
by ryo_horikawa | 2010-09-28 11:57

祖師ケ谷大蔵     イタリア料理フィオッキホームページ       http://www.fiocchi-web.com/main.html是非ご覧ください


by ryo_horikawa