A DA CODA ワイン(2)

美味しい物を頂くにあたり、お酒が無いと、、、

お気に入りの服で身をまとったのに靴が無く裸足のような・・・
高価なプレゼント買ったのに渡す相手がいないみたいな・・・

そんな気持ちなるのは僕だけでしょうか?

ワインはイタリア料理に必要不可欠な物だと思っています。
これはイタリアで働いていた頃の、まかないの時に
がぶがぶワインを飲んでいた時から感じていました。
この頃から今までに、この考えがぶれた事はありません。

そしてシェフになって、ある事に気がつきました。
“ワインは料理を教えてくれる”
という事をです。
時々私は料理を考案し作っている最中にワインを飲みます。
そうすると、その料理に何が足りないのかが、すぐわかります。
塩、スパイス、濃度、ハーブ、オイル、そして風土や歴史、etc・・・

ワインとは自然の恩恵から生まれる産物でありながら
人という作り手のパーソナリティーが
優美に反映される素晴らしき飲み物です。

その土地から出来たワインには、その土地の料理が本当に良く合います。



まかないでもワインを良く "試飲” します。

ワインは飲んでみないとわからないもので
「この料理にはこのワインでしょう!」
って勝手に思い込んで
いざ飲んでみると
あんまり合わない・・・なんて事があります。

これは、ワインの個性を把握していない証拠ですね。

勉強勉強、3、4が無くてまた勉強。

今日もグラスが傾きます^^。

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レストランの楽しみは、美味しい料理と美味しいワインの時間。

では、レストランでのワインとは!?
私の考えをまた A DA CODA 書いて行きますので
お時間ある方は、おつき合いくださいませ。
by ryo_horikawa | 2011-02-10 18:04

祖師ケ谷大蔵     イタリア料理フィオッキホームページ       http://www.fiocchi-web.com/main.html是非ご覧ください


by ryo_horikawa