イタリア料理産業の研究?
2011年 09月 12日

半月ほど前、鳴った受話器から
棒読みの大学生の声が聞こえて来ました。
何やら、大学の論文でイタリア料理のコックさんの人生史などがテーマであり
インタビューさせて欲しいとの事。
イマイチ主旨が伝わらなかったが、なんだか面白そうだし
大学生がそんな事を研究???と思い日取りを決め
今日お話をさせて頂くに至りました。
まず、インタビューの主旨は大正大学人間学部人間科学科の澤口恵一先生の
「日本のイタリア料理産業とコックたち」の研究報告書の作成でした。
参考にpart1を拝見しましたが、内容はイタリアの歴史や社会、日本のイタリア料理界の現状やコックのストーリー、それを支える人々などなど、現在のイタリア料理産業について事細かに簡潔にまとめられた全330頁に及ぶ研究報告書でした。
ただいまpart2を作成中とい事で
沢口先生と学生さん2人からインタビューを受け
僕なりのコック人生をアーダのコーダの話させて頂きました。
普段小さな店の切り盛りで、せかせかしている自分。
こんな研究をされている方がいる事を知ると、なんだか嬉しくなるし
それに少しでも携われ光栄でありました。
インタビューの進行を努める学生君も、棒読みがかえって
真面目で真剣という感じで
「頑張って!!!」とついエールを送りたくなるのですが、、、
あれっ、僕も歳とったのかな。。。