増田農園見学
2014年 01月 19日
埼玉県狭山市の増田農園にお邪魔して来ました。
僕はちょくちょくお邪魔しているのですが
スタッフは毎日の仕込みがあるのでなかなか見学の機会がありません。
僕も間際で言い出した為に(いつもの事ながら・・・汗)同行出来たのはこの2名でした。
が、増田農園の治子さんと進さんは
お忙しい中、改めて冬の農園を一通りご案内してくださいました。
我々レストラン人は、出来上がった野菜の事しかしらず
現場で行きているその姿、また成育過程、その環境を知ることは難しく
百聞は一見に如かずといったところで、大変に勉強になります。
またもぎ取ったその瞬間の野菜の味は食材の風味の原点であり
それを感じる事は料理人としてとても大切な事です。
増田さん一家には本当に感謝です。
それにいつも我々を温かく迎えてくださるそのホスピタリティーは
じつは我々サービス業にはとても良い勉強になっています。
挨拶や笑顔などなど、言葉で教えられるより
模範となる方と接するほうがよっぽど為になります。
増田さんご一家のフィオッキへの影響は多大な訳です。
それでは当日の様子を画像とともにご案内します。
当日は雪ふる?かどうかの寒〜い日でして、
到着すや否や、先ず治子さんがお餅を焼いてくださいました。
勿論、農園で実った餅米。まだ、ついて間もないそうで美味しいのなんのって^^。
暖をとりながらのオヤジシェフ。
そのころ若手コックの海は元気に蕪を採りに行っていました^^;)。
その後、ハウスを案内して頂いたのですが
その周りにはもうフキノトウが自生していました。
春はもうすぐ!?そこです。
帰ってパスタなどにしましたが、やっぱり良いですね〜〜。春の香りです。
もぎたての香り、味を感じる二人。
土の香りが混ざった新鮮な人参の香りは、なんとも素晴らしい。
力強く生えるルーコラ。
まだ生きているパッキパキのレタス。
もう花を咲かせる高菜苔。
根菜達もたくましく育っていました。
でも足下には霜柱。
寒い中での野菜の力強さ、増田さんご一家のお仕事のご苦労を感じます。
増田さん、いつも本当にありがとうございます。
貴重なお野菜、大切に調理します!