旬菜コースの温前菜
2015年 05月 03日
フィオッキの元スタッフの佐々木家から届く"とうの山菜” が絶好調です!
旬菜コースの新メニューでは、
サザエやスミイカ、マダコと一緒にココットに詰めたインツィミーノにしています。
「おいおい、インツィミーノはリグーリアからトスカーナの沿岸部で
ビエトラかスピナーチをイカなどと煮込んだものだろー!」
と、ツッコミが入りそうですが、、、
はい、そうなんですけどね。
バターをいっさい使っていないし
上質なEXヴァージンオリーブオイルで仕上げているので
仕立てそのものはインツィミーノのそれと近いですし、
ココット焼き、っていうと、なんだかエスカルゴバターが入った北の料理という感じで、
雰囲気をお伝えすべく、命名はインツィミーノなのです。
ココットに詰めたのは香りを閉じ込めたいから。
ですので、冬にもご用意しましたパンで蓋をしたオーブン焼きです。
オーブンで5分!
試した結果、これくらいが一番魚介に程よく火が入り
山菜も香り豊かで美味しい。
その5分でパンにちょうど良い焼き色をつけるのがこの料理のキモです。
オイルもしっかり入っていますが、
酸度の低いソースのような上質なオイルですので
焼けた蓋のパンはインツィミーノの中に落とし、
山菜と魚介のエキスを吸わせて召し上がってくださいね。
あ、くれぐれも火傷にはご用心を!