フィオッキ5代目セコンドシェフ
2015年 07月 31日
調理場スタッフの大矢海(通称カイ)が
フィオッキの5代目セコンドシェフに就任いたしました。
なぜわざわざのご報告かと申しますと彼がまだ若いからです。
若いから甘めに見てあげてくださいね。。。
という事とは反対でして、
若くとも立派に料理を作り、立派に調理場を仕切り、
食材の管理や発注など全てに責任をしっかりと背負う器だということを
解っていただきたいからなのです。
もちろん、お客様には、この責任感がどうとかは直接は関係のないことなのですが
美味しい料理がスムーズに仕上がるというのは
こういった人の背景があってのことですし、
しかも、若い=経験不足。みたいな誤解を取り除いて頂きたいのです。
カイは幼い頃から料理人になることを志し
若くしてこの道に入り、すでにこの世界で5年の経験があります。
5年間、興味薄で過ごすのと、興味津々のプラス思考で過ごすのとは訳が違います。
5年て、1,825日もありますからね。
カイはもちろん後者なわけです。
では肝心の料理の味は。。。
今までのセコンドシェフには失礼なのですが
負けず劣らずのクオリティ、勝るところもまたあり、
だと思っております。
例えば仔羊の藁包みローストは、もう2年位前から焼いており、
今では抜群の安定感を見せております。
その他いろいろな料理の仕上げも。
とにかく彼の成長の源は貪欲な興味です。
それが彼を突き動かしてきました。
そしてもう一つ。人間性。
優しさと誠実さを持った若者です。
正直言って、いや、暴露して・・・「オレより大人かも・・・(汗)」
とはいえ、経験や年齢などに関わらず、
セコンドシェフなどにに成ると
最初は誰でも、お客様がどう感じているのか気になるものです。
お食事がお口に合いました時には応援していただけたら幸いです。
「美味しかったよー!」と。
それが彼にとって大きなまた”やる気”に繋がりますから!
私も年齢に負けず頑張らなくては。。。
メンバーが少し若返りましたが、
これからもフィオッキをよろしくお願い致します!