香箱ガニとフキノトウのズッペッタ 卵を落としたココット焼き
2017年 01月 14日
旬菜コースのズッパです。
ズッペッタ。パンにしっかりとスープを吸わせる料理です。
画像では中がどうなっているのか分かりづらいのですが・・・
今回は今が旬の香箱ガニ(セコガニ)。ズワイガニのメスで、卵も美味しいカニです。
出汁もバッチリ出ます。
この香箱ガニを蒸してから身をほぐし、美味しい内子と外子もとりだし、殻をじーっくりと炒め香りをまろやかにして野菜を炒め更に風味良くまとめ、煮込んでいきます。
しっかりそのスープを濾したら、再度必要な分だけ、ソフリット(香味野菜のソテー)とトマトを加え煮込み直し、スパイスを加え煮込んでおきます。別鍋でフキノトウを炒め、更にバーニャカウダソースを投入。そこに先ほどのカニのスープを流し込み、パンが入ったココットに注ぎオーブンでコトコトコトコト。
しっかりパンにスープが染み込んだら、それはズッペッタ〜〜〜!
そこに卵を落とし、再びオーブンへ。
待つこと4分。黄身がレアな感じでお出しします。
熱々をかき混ぜてお召し上がりください。
カニの旨味、フキノトウの香り、卵のコクをスープたっぷりのパンと共にネットリとお楽しみください!
素朴〜〜〜な料理ですが、なかなか手間のかかるものでレストランらし一皿だと思います。
しかしパンがスープを吸ってトロトロになるこの感じは
食感というかなんというか、本当にイタリア料理の面白い美味しさだと思います。
なのでズッペリアなんて店も出してしまったんですけどね^^。
熱々ですので、火傷にはご注意を!
画像は増田農園から届いたフキノトウ。
寒い毎日ですが、自然はもう春の準備をしていますね。