8月26日(金)夜の部から始まります
新旬菜コースの全料理です。
まだ、たたき台段階のものもございますが
概要は出来上がりましたのでお知らせいたします。
今回は価格が少し上がりまして¥12.000となります。
アミューズとしまして
「ズワイガニサラダと梨と青みかんのグラニータ」です。
先ずはサッパリと夏の終わりを。
前菜もまだ夏の終わり。
「カツオのスカロッパ マスタードのソースと野菜のピクルス」
カツオは塩麹で”漬け”にしておりましてネットリです。
これを厚切りでご用意。
マスタードとよく合います!
ほんのり暖かい前菜で
「エビとウニ モロヘイヤのスフォウマート エビのビスクとミント」
海老は今回はボタン海老。車海老の時もあるでしょうし、天草のマエビの時もあるかと思います。その時に入るエビを開き、生ウニをボテっとのせ、高温のオーブンで表面だけ加熱します。ほぼ生。
モロヘイヤのスフォルマートは通常より卵黄比率を上げています。
その方がエビのビスクともウニとも好相性です。
添えたミントと抹茶もアクセントに。
濃厚だけど、どこか優しく。。。
ちょっと試作に苦労したのがこれ(考案はエビの皿が決まらなかった〜)。
「煮アワビを詰めた豚足 ”バッソア” とツルムラサキ。そのスープを注いで」
バッソアはピエモンテの料理で、豚足を茹でてパン粉を付けた揚げ物です。
正確に言うと「バトソア」かな。「ト」はほぼ発音しない感じで。
アワビにゼラチンを添えたら美味しいと思いやってみました。
豚と貝は良く合うのでバッチリでした。
ただ仕込みでやたら手間がかかる。
まあ仕方ないですね。
その分、ちょっとなかなか無い美味しさですよ!
タリオリーニです。
「伊那の鮎とポルチーニ茸のタリオリーニ 鮎の肝ソースと骨のクラッシュ添え グリンペッパーのアクセント」
鮎は内臓を取ってすぐにソースに。鮎には塩を一晩なじませてから、丸ごとを表面だけ炭火焼。すぐにブロードに漬けて冷まし、そのまま低温加熱。また冷まして身をほぐし、骨はカリカリローストにしてクラッシュ。
そんな感じで仕込みます。
とにかくパスタと鮎の一体感。鮎の風味をパスタに絡めて絡めて。
シンプルな仕立てですが、奥行きのある味です。
「仔鳩とラヴィオリ イチジクとチーズ サマートリュフ」
構成が複雑でほぼピアットウニコ。ナイフも使ってお召し上がりいただきます。
ラヴィオリの生地はそば粉とライ麦粉。詰め物はタレッジョチーズとイチジク。
仔鳩はローストにして添えて、セミドライのイチジクとサマートリュフをかけます。
も〜赤ワインですね。
食べ応えのあるパスタ料理です。
この一品はカイシェフ考案です。
まだブラッシュアップされる予定。
セコンドピアットとして
「伊那の猪のロースト 栗、牛蒡、トランペット茸、サマートリュフ ローズマリーの香り」
良質な猪が届きました。
ローストして添え物は山のイメージ。
よく炒めた牛蒡に猪のスーゴを注ぎ栗を煮て、最後にトランペット茸を加えて加熱。
スープだけをしっかり煮詰めて主に突きあわせにかけます。
その方が美味しい。
ロースマリーをしっかり効かせています。
ワインとゆっくりお楽しみを!
お口直しとドルチェは聖子考案です。
まずは
「ネクタリン、カンパリ、キイチゴ カクテル・アメリカーノ・フレーバー」
お口直しなどで甘さは控えてあります。
やはり酒飲み。。。素晴らしいです^^。
ドルチェは葡萄です!
「2色2食感の葡萄のズッパ 青柚子の葛餅とフィオルディラッテのジェラート」
初秋を上手く表現していると思います。
甘さをお酒がキリッと締める、大人スープなデザート。
(アルコールがお苦手な方はノンアルコールスープでのご用意可能です)
こうなると合わせるお酒は何かな?
ソムリエも頑張っております。
夏の終わりから秋の始まりをお楽しみください。