ノンアルコールドリンクのペアリングコース⑤
2019年 04月 13日
宇治茶です。
碾茶は、石臼で抹茶を挽きあげる前の茶葉、つまり原料として使われることが多いのであまり市販されていませんが、茶農家では自宅で嗜んできました。その香ばしいおいしさは、だから秘密にしておきたかったのではないかと思うほど。茶葉は手摘みしてから少なくとも20日以上被覆し、蒸して、碾茶炉で乾燥して製茶します。
ということで、あまり市販されない稀少な碾茶。
宇治川、木津川などが流れる京都の南部地域は、年間雨量、土質、小高い傾斜のある地形などお茶づくりの最適な条件を備えています。そこで鎌倉時代から始まった宇治茶は、室町時代には足利幕府の奨励を受けて茶園が開かれ、広く愛飲されるようになりました。この800年の歴史の積み重ねにより、碾茶は、石臼で抹茶を挽きあげる前の茶葉、つまり原料として使われることが多いのであまり市販されていませんが、茶農家では自宅で嗜んできました。その香ばしいおいしさは、だから秘密にしておきたかったのではないかと思うほど。茶葉は手摘みしてから少なくとも20日以上被覆し、蒸して、碾茶炉で乾燥して製茶します。茶は日本屈指のおいしいお茶として愛されています。
というこの宇治茶。
深ーい深ーい青ーいテイストが、仔羊の藁包みローストに良く合います。おそらくお茶の日向の香りもマッチしているのでしょう。
非日常的なお茶をお楽しみ下さい^ ^。