都心のビル建設へ運ばれる土
2007年 08月 21日
増田さんの近所だったので思わずカメラに収めてきてしまいました。
後継者のいない農家は仕方なくこのように土を売るようです。
その土は、高層ビル建設の材料に使われるとの事。
沿岸近くの土では鉄が錆びてしまう。
だから非常に地質の良い埼玉の古い土壌が都心へ渡るのです。
するとまたコンクリートの森が広がり、温暖化や格差社会に拍車をかける。
本来呼吸し続ける畑である事が地球に一番良いはずなのに...
ため息をつきながら家に帰り新聞を読んでいると
新築高層ビル情報の記事が...。
『○階には、ECO広場が入っています!』
私たちはこのままでいいのでしょうか。
元々あった大地を大切にし、
自然の次に物事がある事を大切に感じていかなければならない。
増田さんの畑を見ているとそんな事を教えられます。
今まで以上に、愛情を持って料理と向き合い
これからも大切に育てられた食材のエネルギーを伝えていきたいと思います。