塩トマトでカルパッチョ
2008年 03月 15日
トマトは厚く切ると白身魚より味が強くなってしまいますので、薄めに切ります。
上にハーブと静岡より届く美味しい葉野菜のサラダを添えます。
さてこの塩トマト、
最近ではテレビやスーパーなどでも見かける様になりましたが
自店を始めた7年前はまだマイナーな食材でした。
味の特徴は名前のとおり、ほんのり塩味を感じます。
これは海のすぐ近くの潮を含んだ土壌で育つ為で、
同時に沢山の海の栄養もトマトはもらいます。
質感はまさに “海風を浴びて引き締まりましたっ” と言う感じです。
実はトマトに限らず塩気をもった野菜は意外に多く
フランスのノルマンディ地方の “プレ・サレ” という羊は
沿岸付近で育ち、このような塩気のある草を食べるので
“世界で一番美味しい羊”? などと言われています。
余談はともかく、海で育った魚と塩トマト、やっぱり良いコンビです。
ワインはフレッシュで樽が強く効いていないものなら、なんでも合いそうで、
フレッシュなビアンケッロやリボッラ・ジャッラ、シャルドネも良く合います。
本当はあのヴェルメンティーノやあのヴェルディッキオや
あのソーヴィニョンやあの・・・・
などとも合わせてみたかったんですけど、やめておきました。^^
あぁ・・・ゆっくりワインが飲みたいなぁ・・・