熊本からの桜肉
2008年 03月 17日
少し早いですが、そんな季節がやってきました。
この時期は本当に馬肉が美味しい時期で、毎年好んで使っています。
中でも純粋な熊本育ちは味も値段も一級品でとにかく美味しい!
写真はその中でも上質な部位のロースです。

馬肉の脂の特徴はなんと言っても脂の融点の低さからの口溶けにあります。
馬肉の霜降りというと、疑わしきものも多い昨今、
この馬肉の霜は純粋にこの馬の脂であり、自然に程よく入っています。
早速薄く切って、塩とレモン、シチリアのヴァージンオイルで
カルパッチョにして、味見をしました。

口の中で素敵な甘味や深いコクを残しスゥーっと消えていきます。
は〜っ、美味い!
メニューでは
おまかせコースのメイン料理で炭火レアローストにします!
ピエモンテ州を初めイタリア各地で食される馬肉。
イタリアの田舎町には馬肉専門の肉屋なるものが存在し、
私のイタリア修行最初の地、北ピエモンテのドモドッソラという街にも
“馬肉屋”が一軒あり、肉文化の北イタリアを痛感したのを覚えています。
中部イタリアのサンタルカンジェロという街に住んでいた時は
休みの日に、時々馬の腿肉などを買ってステーキにして
一人寂しく食べたりしていました。(ワインを飲みながら結構楽しんでました^^)
イタリアのリストランテでは、
やはりレアにソテーして赤ワインソースを添えますが、
当店の今回のメニューでは、この良質の赤身を味わっていただきたく
シンプルに備長炭で焼いてヴァージンオイルで召し上がっていただきます。
(私自身、自分でワインと一緒に楽しみたいのが本音です)

