トマト
2007年 08月 11日
トマトらしいおいしいトマトが無い・・・と。
ところが、増田さんの育てたトマトは実に私好み!なんです。
トマトらしい青臭い香り、キリッとした酸味。この二要素が求めていた味だったのです。
聞くところによると増田さんも、ただ甘いだけのトマトを作る気はなく、
素朴なトマトの美味しさを求めているようです。
でも、この手のタイプのトマトはあまり他のレストランに人気がないようで、「来年は作らないかも・・・」と言っていました。
なんとかお願いして来年も作っていただきたいと思っているのですが。
写真はトマトの木。
そして気休めと言っていた虫取りテープです。
自然と向き合う有機栽培はとても大変だと思います。
一つ一つを丁寧に料理して、美味しい野菜をより美味しい何かにしていく事が私たちの仕事であり、日々がんばろうと思うと共に、イタリア修業時代の素朴な味がその事を教えてくれたのだと思う最近であります。